もし家族や恋人がうつや適応障害などの心の病にかかってしまったら、どうしたらいいのでしょうか? 

結論から言うと、何も言わずに受け止めてほしいです。

過去に適応障害になり、完治した筆者は恋人や家族にどうしてほしかったのかについてまとめました。

孤独で辛い時間もいつか笑い話になるときがやってきます。うつや適応障害など、心の病気で苦しんでいる人が克服する参考やきっかけになるといいです。

近しい人が心を患ったらどうしたらいいのか?

彼氏や彼女などの恋人や友達、家族が心の病にかかったら、どうするのが正解なのでしょうか?

(1)早めに病院に連れて行く

家族や恋人の様子がおかしいなと思ったら、早い段階で病院につれていきましょう。本人は「すぐに治るから、行かなくて大丈夫」と言うかもしれません。
初めてうつや適応障害などの心の病にかかると、病院に行く必要があることなのか判断できず、心の病自体がよくわからない場合があります。

「気の持ちようでなんとかなる!」
「甘えてるんじゃない?」
「精神科に行くなんて恥ずかしい」
という周囲の思いから、病院に行くのが遅れると症状がどんどん悪化していく可能性もあります。

心の病気は、専門知識のある医師や医療関係者の治療が必要です。

もしメンタルクリニックに行って、特に何も問題なければそれはそれでいいのです。

もし本人がひとりで行きにくいようなら、「一緒に行ってみよう」と誘うのも手です。

(2)静かに話を聞いてほしい

医師が必ずしも時間をかけて、患者の気持ちや悩みを聞いてくれるとは限りません。医師によるのかもしれませんが、私が通院していた病院は薬を処方してくれましたが、時間をかけて話を聞いてくれるような医師ではありませんでした。

家族や恋人などに最も大事にしてほしいのは、時間を作って本人の話を聞いてあげること

不安や恐怖で悩んでいる本人は、誰にもその気持が理解されないのではないかと辛い想いをしています。

「何かあったら話してね」のように言っておくのではなく、何か特別な変化がなくてもこまめに話を聞いてあげてください

話のつじつまが合わずおかしな発言をしていると思っても、「でも」と否定したり、「それはあなたにも責任があるんじゃない」などと責めたりしないでください。

相手の目を見てうなずきながら話を聞くだけで、本人の気持ちは落ち着きます。

逆に話を聞いてくれなかったり、否定や責めるような家族や恋人にはどんどん心を閉ざし、話をしなくなります。

(3)「理想の回答」を求めない

心が苦しくつらい日々を送っていても、周りの人には気遣いをしようとします。たとえば家族や恋人が頑張っている姿を見れば、「私は温かい言葉をかけて励ますべきなんじゃないか」と思い、気遣おうと頑張ります。

本人はパッと見、健康そうに見えるのでついいつもの調子で日常生活の幸せな話や仕事の自慢話などをしてしまうのもわかりますす。「私のことをもっと褒めて認めてほしい」という気持ちから自慢話をしたくなるのかもしれませんが、それはやめてあげてください。

他人の幸せや自慢を受け止め、承認欲求を満たそうとする発言をするのが苦痛になります。

「すごいね」や「さすがだね」などの理想の回答を求めるのはやめましょう。

(4)怒らない・責めない

家族や恋人がつらそうにしていると、
「原因は私だ」
「遺伝のせいかも」
と自分を責める思いにとらわれがちになります。

また本人に「はやく元気になってよ」「頑張ってよ」と漠然と励ますのも、
「この忙しい時になんで病んでるの?」「甘えてるんじゃない?」と怒るのもNGです。

その発言や行動がマイナスに働く可能性があります。

(5)病気について理解を深める

心の病について正しい知識や理解を深めましょう。

厚生労働省の「みんなのメンタルヘルス」にもかなり細かく症状別に説明されています。また本人がどんな風に感じているのかをこまめに確認し、観察するのも大事です。

(6)他人に相談もできないときは?

適応障害やうつになった本人の悩みや苦悩を理解してあげたいけれど、難しいときもありますよね。また家族や恋人が苦しんでいることを他人に知られたくないなら、専門家やカウンセラーに相談してみましょう。

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頑張りすぎないで!

一生懸命サポートする心意気はすばらしいですが、あまり張り切りすぎないようにしましょう。本人の話を黙って聞くようにしつつ、普段は優しく接する程度にとどめておいてください。

あまり頑張りすぎると、周りの家族や恋人も精神的につらくなるかもしれません。気長に接してみてくださいね。