6年間、劇団四季の女優としてミュージカルのメインキャストに立っていたからこそ言える基礎的な歌の上達法についてまとめました。これから忘年会や新年会、歓迎会や送迎会など、カラオケに行く機会が増える人や、将来的にプロとしてミュージカルや演劇、舞台、発表会などに立ちたい人も必見です。

短期間で歌が上手に歌えるようになるのでしょうか?

結論から言うと、歌えます!

劇団四季に入団する前に私は音大や芸大ではなく、歌とは全然関係ない私立女子大の英文科に通っていました。個人レッスンは高校生の時から通っていましたが、劇団のために本格的にレッスンに通ったのは、たった8ヶ月です。

しかし入団してからの方が劇的に歌が上達したように感じます。舞台俳優としてメインキャストしかしなかった経験から、どうすれば歌が短期間でうまくなるのかを簡単にまとめました。

なぜあの人は歌が上手いのか?

歌が上手いと言えば、誰を想像しますか? 

身近な友達や好きな歌手を思い浮かべる人も多いでしょう。歌が上手い人の特徴を見ていきましょう。

歌がうまい人の理由は、8つの理由があります。

(1)音程が合っている
(2)リズムが合っている

(3)息が安定している
4)声が大きくてよく通る
(5)言葉が明確に聞こえる

(6)歌詞が心に響いてくる
(7)自然にさりげなく歌っている
(8)堂々としている

確かにそうだなと思える特徴ばかりではないでしょうか。好きな歌手が歌っているから、なんでもうまく歌えるという話は、今回置いておきましょう。

逆に歌が下手に聞こえる特徴は、この特徴の逆を考えれば理解できるはずです。

細かく説明すると、長くなるので簡単に何をどう解決すればいいのか、上達法を紹介します。

初心者・中級者・上級者で段階を分けるとこうなります。

【初心者向け】
(3)音程が合っている
(4)リズムが合っている

(5)息が安定してい

初心者はまず、音楽の超基礎的な部分をマスターするようにしましょう。音符や楽譜、リズム感などのことを考えてみたこともないような方がここに入ります。

【中級者向け】
1)声が大きくてよく通る
(2)言葉が明確に聞こえる

「あの人、わりと歌うまいよね」というレベルの人です。動画サイトに歌っている動画をアップする人は、中級者向けの人が多い気がします。

【上級者向け】
(6)歌詞が心に響いてくる
(7)自然にさりげなく歌っている
(8)堂々としている

「どうしてうまいかよくわからないけど、歌ですごく感動したよ!」というレベルです。プロとして歌いことを決めた歌手や舞台俳優などは、ここまでマスターしたいところです。

歌が上達する解決法とは?

先に右に解決法を書きました。この方法を使えば問題は解決します。

(1)音程が合っている→音程
(2)リズムが合っている→リズム感

(3)息が安定している→音圧
4)声が大きくてよく通る→発声法呼吸法
(5)言葉が明確に聞こえる→滑舌・開口・母音法

(6)歌詞が心に響いてくる→オレ法
(7)自然にさりげなく歌っている→居て捨てて語る
(8)堂々としている→練習の成果

「こんなにやらなきゃいけないのかよ!」と思うかもしれませんが、これだけマスターすればプロとしてお金が取れるレベルになれます。そう思うと、少ないと思いませんか?

では細かく見ていきましょう。ご自身のレベルのところから読んでもOKです。

(1)音程が合っている→音程

声が大きくても音程が合っていないと、聞き苦しい歌になります。まさに「ドラえもん」のジャイアン状態です。一部だけ音程が間違っていたり、音が外れている場合でも歌がうまいようには聞こえません。

これはピアノなどの楽器と合わせながら、正しい音程を歌うのが近道です。

(2)リズムが合っている→リズム感

音楽には必ずリズムがあります。一定のリズムで演奏されるものもあれば、途中にリズムが速くなったり遅くなったりするものもあります。

音楽で流れているリズム通り、テンポよく歌うことが大事です。「俺的にはここはゆっくり歌いたい」や「私としては速く歌うほうが気分なの」というのは基本的にはNGです。

自分の好きなリズムで歌ってしまうと、聞く側は「あれ?音楽とズレてるぞ」と思ってしまいます。すると歌が下手な人という印象を与えます。

「リズム感がない」と言われている人は、曲のリズムとどんどんズレていってる人のことを指します。

(3)息が安定している→音圧

さて、ここから中級編です。
息が安定しているというのは、歌いながら息を上手にコントロールできるということ。
歌の途中で声が小さくなったり、逆に大きくなったりすると、耳障りな印象を与えます。いつも声の音量や息の流し方が安定していることです。
歌いながら息の流し方のコントロールができていることを「音圧が安定している」なんて言います。

(4)声が大きくてよく通る→発声法・呼吸法

簡単に言うと、息の使い方がうまいと歌はうまくなるということ。

声がよく通って聞こえるのは、腹式呼吸をつかった呼吸のコントロールや、発声方法をマスターすること。マイクがないのになぜか声がよく通って聞こえるし、こそこそと内緒話をしていても聞こえるのは、言葉を発する時に声と一緒に息が流れているからです。

めっちゃ簡単に言うと、息を流しながら歌うようにすることで上達していきます。

(5)言葉が明確に聞こえる→滑舌・開口・母音法

簡単に言うと、口を大きく開けて、ハキハキ歌詞を言うことです。

歌が上手い人は歌詞の内容まで心に響くような感じがしますよね。逆に下手な人は何を言っているのかわからないから、歌の途中から聞く気がしませんよね。

「滑舌良くしゃべる」ということに特化した練習に「開口レッスン」や「母音法」があります。この練習の内容は、歌詞の内容を全て母音で練習するということ。

たとえば「あなたがいたから、わたしはいきられる」みたいな歌詞だと、

「ああああいあああ、ああいあいいあえう」になります。何を言っているのか意味不明ですが、母音でしっかり練習すると不思議と何を言っているのか言葉が明確になるんですよ。

(6)歌詞が心に響いてくる→オレ法

さて、ここから上級編です。「オレ法」というのは劇団四季独特の専門用語です。
簡単に言うと、「気持ちの変化がある」ということ。「気持ちを込めて歌っている」と似ていますが、ちょっと微妙にニュアンスが違います。

✕「私は悲しい気持ちだから、この曲を悲しく歌うんだ!」ということではなく、

◯「この歌詞に出てくる主人公はこんな気持だから、その主人公の気持ちになって歌う」の方が正しいです。

厳密に言うと、客観的に歌詞を見て「この歌詞は、こういう気持ちの変化を聞かせているから、そのとおりに歌おう」というもの。

この部分は説明し始めるの長いので、なんとなくそういうのがあるという程度に理解しておいてください。

(7)自然にさりげなく歌っている→居て捨てて語る

簡単に言うと、「今まさに、本当にそう思ってるみたいに歌う」ということ。

歌が下手な人にありがちなのが「練習した成果を発表する」や「一生懸命歌う」というのが全面に出ていること。

「居て捨てて語る」というのも劇団四季独特の専門用語なのですが、すごく簡単に言うと、「ただその場にいて、その歌詞を語るだけ」という意味です。
過去の努力や苦労、頑張りを歌う時に持ち出さないことと、歌詞の内容だけを語ることによって、ものすごく自然にさりげなく歌っているように見えるんですよね。

(8)堂々としている→練習の成果

すごく堂々とできるのは、練習の成果です。逆に緊張してしまい、自信がないのは「うまく見せなくちゃ」という邪念が入っているから。
もしもうこれ以上練習しようがないくらい必死に練習していたら、吹っ切れて歌えるんです。

そのくらい練習をしているから、「あんなに練習したから大丈夫」と自信を持って歌えるんです。

ちょっと難しいところもあったかもしれませんが、また詳しく解説するブログ記事を執筆予定なので、安心してください。

短期間で歌を上達するには、正しい方法で練習を繰り返すこと

短期間で歌を上達させたいと思ったら、とにかく練習することです。ただなんとなくカラオケに行って。2~3曲歌うのではなく、治すべき部分を何度も何度も細く練習すること。

1曲すべてを練習するのは、2~3回でいいです。それよりも「もっとここを改善すべき」という部分だけ集中して練習することで、短期間で歌が上達し、成果が出ます。

近道はプロに習うこと

歌を上達させたいのに、楽譜や音符は読めないし、具体的に何をしたらいいのかわからない場合には、個人レッスンでマンツーマンで歌の上達のポイントを学ぶのが一番の近道です。

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